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51歳8年ぶりの面接はしどろもどろで撃沈も、、

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50代のキャリア形成(転職)
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51歳シニア転職書類選考の壁

先日面談したエージェントからはAIによる自動選定によって、日に4~5件程の企業の求人情報がアプリに届くようになっていた。

最初は30件に1件程度に厳選し条件に合致した企業に対して面接の意思表示を行っていた。しかし、なかなか書類審査を通過したという連絡が来ない日々が続いていた。

尽く応募翌日または3日以内には落選通知が届く。人事担当者も恐らく職務経歴書等詳細には目を通さず履歴書の年齢だけで判断したのであろう。しかし、逆の立場であったとしても大量に届く求職者リストからじっくり目を通す書類には優先順位を付けなければならないことは理解していた。

そんな中、1社だけ経歴書に気を止めてくれた企業があり一次面接に臨むこととなった。

エージェントとの初回面談から約3週間後のことであった。

書類通過に一喜一憂するとは、、30代、40代の転職活動時には書類審査を飛ばし最初から役職者との面接を設定頂くことが多かったため難易度やステップが増えていることを痛感した。

しかし転職活動の初期段階でそういった経験ができたことは結果的にも良かったように感じる。

自分は50代であり、選ばれる立場であること。初心に戻り転職について自分の置かれた環境と真摯に向き合うことができるきっかけともなった。

マインドリセットできるほどの出来なさ具合を痛感

面接をしてくれた企業は資本金200億円、法務領域のプロダクトをリリースし急成長中のAIベンチャーで既存サービスとは別軸となる新規プロダクト開発部門の新規事業部長候補ポジションの求人であった。

面接相手は2名。先ずは面接官側の自己紹介からということで経歴を5分程度話してくれたが冒頭に圧倒される。その方はリクルートのトップセールスの経歴の持ち主で同社の代表に引き抜かれ、新規事業開発責任者にアサインされたのだという。

面接をしようと思ったのは職務経歴書内の経験が特異で0→1でやれそうな雰囲気が感じられたからという理由だった。

5分ほどその方の経歴を聞きお腹いっぱいになったところで、簡単な自己紹介を求められた。既に職務経歴書には目を通されていたようで話題は偶然知り合いであった前職社長との昔話やエピソードなどを深掘りされた。

職務経歴書に嘘はないが、ある程度見栄えの良い部分を中心に編纂していたこともあり、その過程にある多くの失敗談にはあまり触れていなかったが、全て見透かされているようでなんとも居心地が悪い。

完全に主導権を握られた感があり、自分のペースで話すことが開始10分でできなくなっていた、、

再現性を言語化するとは??

また、質問の内容がリクルート式というか、ロジカルな回答を求められる内容に終始していた。

今お話になられたその成功体験の過程において成功したポイントと再現性を言語化するとどうなりますか?

新規事業では早期に1億円の収益を上げなければいけないのですが、どのような戦略戦術で何から着手するのが良いと思います?

といった頭をフル回転しても即答できないような質問攻めに窮してしまう場面も多くなり、徐々に冷や汗が止まらず動悸が激しくなるのが分かるほど緊張度が増していった。

1時間を予定していた面接は30分を過ぎる頃には質問に的確に回答できない自分と緊張が重なりほぼ思考回路が停止しパンチドランカー状態に陥っていた。

相手もこれ以上深掘りしてもあまり意味がないことを察知し、最後の質問として

「●●さんが転職をする上でどうしても外せない条件や重要視するポイントがあれば教えてください」

と聞かれ、何を血迷ったか、考えることを諦めてしまい

「特段何もありません」

と回答をしてしまった。。相手も予想に反した回答に数秒黙ってしまったが

「分かりました。本日はありがとうございました。」

で卒なく終了の運びとなった。

開始5分で自分のペースに持っていけるかが結構重要

面接終了後10分程放心状態となったが、約8年ぶりの転職面接ながら初期段階で反省点の多く得られた点は収穫であった。

振り返ると冒頭で出鼻をくじかれた点でペースを乱されてしまったことが敗因であった。

それと、リクルート出身の経営者や幹部日本企業にどれだけいるのかな、、結構当たる確率高くて相性が悪い。

ロジカル質問対策必要かも。

しかしここでマインドリセットできたことが後々大きな成果を生むことになるとは、この時点では想像もしていなかった。やはり失敗を1日でも早く高速で繰り返すことが重要だと痛感。

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