50代アラフィフから初めて株式投資を初め、初年度は過去の記事でも触れた通り、ビギナーズラックもあり収支で160万円、利回りで20%以上の成果上げることができたが、人生そんなに甘くはない。
二年目以降でようやく株式投資の厳しさを知ることになった。
コロナ初年度は利回りも順調に推移
初年度に大きなリターンを得て有頂天になり売買を繰り返していたが、2020年春頃からコロナによって環境は大きく変化することになった。
環境の変化が激しい分株価が大きく変動する100年に一度のチャンスだと捉えていたので世間がコロナの自宅待機で悶々としている中でも頭の中は激しく動いていた。
ニュースや政府の会見などを日々ウオッチしながら、コロナ感染者数の増加を受け緊急事態宣言やまん延防止法の適用により営業自粛や営業時間変更などの影響を受けることの多い業種に特に着目した。
外食産業、イベント業界、音楽映画業界、理美容業界に注目したが、特に影響範囲の広くて大きな外食産業に着目。
中でも既存店売上が過去数年安定していて営業利益率も高い企業、つまり、新店舗に頼らず既存の店舗のみで集客力・収益力がある企業、ブランドを抽出した。
そういった企業、ブランドは外部要因によってどうしても自粛で一時的に売上減が避けられないことはあるが、宣言が明ければ自然にお客が戻ってくると予測した。
また実際にコロナ前に戻るには時間がかかるが、宣言前後で株価が一時的にでも戻ることは大いに期待できると考えた。
実際に緊急事態宣言などが発令される(株価が急下降する)タイミングで購入し、宣言解除と同時に売却するという売買を数カ月間繰り返した。
単純な売買だが、自力のある企業は市場からの信頼も暑く、宣言が解除されるタイミングでは予想通り株価が急上昇する。
結果的に2020年後半から2021年前半にかけてはコロナ第一波から始まり政府からは複数回宣言等が発令されては1ヶ月から3ヶ月あたりで解除といったことが繰り返されたこともあり、購入した企業の株価も比例してわかりやすいように上下動を繰り返した。
外食数銘柄を宣言が出そうなタイミングで下がったところで買い、宣言が解除されると報道が出たタイミングで売却。
その間、数銘柄だけの売買ではあったが、結果数ヶ月という短期間ではあったが、約70万円程度を臨時収入として得ることができた。
当時は子供が大学の受験中でもあり、複数の私立大学を併願で受けるという状況でもあった。大学入試は試験費用だけで1学部2万円~高いところだと7万円かかる大学もあり、、最終的に後期の最終募集試験で合格が出るまで、辞退した学部と合わせ約10の学部の入試費用に株で得た臨時収入を全て使い果たすこととなったのだが、、、
今考えればスポットでも株式投資での収益があったことで本当に助けられた。あれがなければ更に厳しくなっていたことは言うまでもない。
50代の副業の副業として株式投資をやっていて本当に良かったと今更ながら思った次第である。
株式売買は情報戦である。老舗証券会社が保有する過去データを含めた膨大な情報などを賢く活用しながら手堅く取引すること投資形態も是非検討したい。
また、NISAなら株式売却益が出ても非課税枠が適用される。年間120万円の枠をうまく活用して無駄に売買益の20%を税金で持っていかれるようなことは避けたいものである。松井証券では若い世代を中心に優遇するプランや特典があるらしい。25歳以下は手数料が恒久無料とか。。。すごい。
このまま株式投資がうまくいくなら50歳で始めた節税や節約もやらなくて済むのかも、、と一瞬思ったが、やはり人生はそんなに甘いものではなかった。。。
株も人生もそうは甘くはない
子供の大学の寮への引っ越し準備や入学金などの支払い、節約目的での携帯電話の契約切替や50代で始めたダイエット等バタバタとしている間でも、50代サラリーマンのダブルワークは多忙を極める。
子供の寮への引っ越しが落ち着くまでは一旦50歳から始めた株式投資と50歳で始めたアフィリエイト副業からは少し距離を置いていた。
引っ越しが終わり一段落。と思い1ヶ月ぶりに保有株の状況を確認すると、保有株式の資産状況に驚愕した。
コロナも2年目に入ると投資家も国民も一般投資家層もコロナ慣れしてしまった、いつ来るかも分からないコロナ終焉の出口も見えづらくなり、売買も落ち着いたのか株価も下げ止まったまま上下動の動きもほとんどしなくなったのである。
再びまん延防止法が解除されれば上昇するだろうと思っていたが、微動となり、株価の変動は初年度ほどのインパクトはなく、結果あれよあれよという間に含み損を抱えたまま塩漬け期間に突入してしまうこととなった。
損切りしたくても下がり幅が大きく、ここで売ってしまうと初年度の収益を加味してもマイナスとなってしまう。。と考えると売るに売れず、、そんなことを言っている間に含み損は100万円、150万円と膨れ上がり、とうとう250万円を超えることになってしまった。。。。
初年度はビギナーズラックで160万円の利益、次年度前半もコロナ特需の短期売買で70万円のプラスに対して、評価損が▲260万円、、、、つまり、収支が現時点でマイナス▲30万円、、、たった1ヶ月目を離していただけで株価がそこまで動くとは思っても見なかった。
50代のダブルワークに加え老体にムチ打ってこの2年で繰り返した売買の時間と労力が無駄なんでは、、、、、
中でも大きく値を下げたまま停滞している携帯関連株が今度は下げ止まったまま微動だにしない、、、
外食もGo To Eatキャンペーンで過去最高益更新を続けていたくら寿司やスシローもここに来てコロナ疲れか株価にも陰りが見えてきた、、このままコロナが完全に明けることを待つしかないのだろうか。。
大きな含み損を抱えたことで今回学んだことがある。
一つは株式投資をやる以上は毎日、できれば1日の中でも朝と昼の2回以上は株価をチェックすること(あたりまえのことだが)。
数日、ましてや一ヶ月放置するとこのように株価が大きく動いてしまう。実際にはその間も上下を繰り返しながら下がっているのだが、損切りするタイミングも見逃し、結果、負のスパイラルに陥ってしまうリスクがあるという点である。
かわいい子供から決して目を離してはいけない。
もう1つは業界はある程度分散しておかないと、上下動の激しい業界だけに集中してしまうと読みがあたるときは良いが、リスクヘッジが全くできない。
どこかの業界が下がればどこかの業界や企業が上向く。受給バランスを見極め分散投資を心がけることの重要性を学んだ。
今回2つの教訓を得たが授業料としては高すぎであった。塩漬け期間を経て早く株価が戻ることを期待したい。
一方で少額投資から始められ、普段使っているプラットフォームを基盤を活用したネット証券なら毎日使うツールのため放置などもしなくなるであろう。
LINE証券はそういった方には忙しいついつい株価チェックを放置してしまいがちな50代サラリーマンにも最適なネット証券だと思う。
更に一発逆転でも狙いたいという方にはFXという最終兵器もある。条件達成で特典が付与される今なら、深い傷にならない投資範囲でFXにもチャンレジしてみるという選択肢もありなのかも、、やるなら以下2つのネット証券が有名だし特典も多いので良いかもしれない。
週末は比較サイトで安いLCC格安航空券でも買って遠くに逃避行しようかな、、、、