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50歳からの損する話し方と得する話し方┃妻からの辛辣な指摘

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50代の学び
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ある日仕事から帰るとなぜだか妻が一切口を聞いてくれない。後で分かったのだが、妻へのLINEでの一言が相当怒りの事線に触れたようだった。内容は伏せておくが、自分は全く悪気はなく発していた一言が妻を大変傷つけてしまっていたようである。これまでも妻が私に言わず腹を立てていたことは結構あったようで相当我慢が続いいたようである。更にこのままの話し方を私が続けていたら周りから人がどんどん離れていくとも言われた。50歳にもなって、話し方のことで家族からそういったことを言われるのには最初は正直腹が立った。しかし、、、よくよく冷静になり、考えてみると、、

アラフィフにもなり、自分には飲みに行く友達もいなければ、子供も最近まともに口を聞いてくれなくなった。社交的でもないし、コミュニケーションで失敗することが思い起こせば会社でも家庭でも友人関係でも過去に多々あった記憶がある。

多分、これまでの自分の話し方や伝え方に大きな原因があるのだろうと。。50になって初めて話し方について真剣に考えてみようと思った。50歳から性格は変わらないかもしれないが、話し方くらいは努力すれば変えられるはず。と。

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話し方を見直すにあたってとても参考になった一冊

妻には話し方の本を買って勉強して!と言われ早速その日の内に本屋に足を運び、1日かけて本を手にとって探してみた。いろいろと読んだが、コミュニケーション術やノウハウ本、スキルアップ講座などたくさんの本があったが、自分にとってはページ数が少なく、事例が多く、問題点と答えの両方が端的にまとめられている本が向いていると感じた。

本棚においておきいつでも読み返せるライトな分量とわかりやすさがインプットとアウトプットするには大切な要素である。

たくさんあった中でこのキーワードが目に止まった。

「話し方で損する人(まさに自分のことである)。」「得する人(になりたい)」

というタイトルが目に止まり本を手にとることにした。

家庭、職場、飲み会とシーン毎に具体的な事例をもとに理解することができる、短時間ですっと目と頭に入る内容で構成されている。

購入した後すぐに2時間程カフェでコーヒーを飲みながら短時間で読み切ってしまったが、スッと入ってきた。

自分なりの解釈をはさみながらその本から学んだことをメモしておくことにした。

今回参考にした書籍「話し方で損する人 得する人 (五百田達成の話し方シリーズ)」

キンドル版もあるみたい。本棚においておくとなくしてしまうが、デジタルならスマフォがあればいつでも読み返せるのでありがたい。

イラストもシンプルで良い感じ。
得する話し方 損する話し方 うまくいく 伝え方 言葉

自分の言動に思い当たったこと

この本はとても読みやすく、家庭編、飲み会・デート(友人)編、職場・ビジネス編とそれぞれのシーンで良くある風景をイメージしながら読み進めることができる。実際よくある場面であり、自分にも思い当たる場面やその時の言動が確かに本の中にはあった。

ここで中身を全て紹介することはできないが、50歳になって少しでも自分を変えられるならと藁にもすがる思いでこの本を手に取り、自分が本当にそうだったな、これ直さないと周りから人がいなくなるな、いけなかったなと深く反省できた内容が家庭、職場、友人それぞれで思い出すシーンがあった。

実際損をしている駄目なパターンとどうしていくべきだったかを本で学んだことを参考にしながら反省と自戒を込めまとめてみた。

家庭で損をする話し方の反省

中でも以下の8つのシーンはよく思い当たることがあった。客観的に見て改めて直さないとと思った。

パターン1

相手の相談に乗っているつもりがいつの間にか自分を主語として自分の話にすり替わってしまっている

聞き役に徹して自分の話は後回しにする。妻の話を先ずは妻の目を見てじっくり聞こう

パターン2

相手の話を自分の解釈で勝手に端折って要約してしまう。

妻や子供の話を最後まで話を聞いて、自分事として共感する。途中で切らないようにしよう。

パターン3

相手の悩みを「よくあること」として片付けてしまう

人によって状況や感じ方は違うはず。悩みは人によって状況や環境、感じ方によって三者三様。妻と悩みを共有して一緒に考えるようにしよう。

パターン4

自分では気づかないうちに、上から目線で相手をほめてしまっている

相手からすれば褒められているとは感じられない。妻と子供とは対等な関係であってどっちが偉いとか賢いとか、お金を稼いでいるとか全く関係ない。

同じ土俵で同じ立場に立って同じ人として、純粋に褒め称えるようにしよう。

パターン5

自分の思い込みを相手に押し付けてしまっている。

妻にも子供にもそれぞれ個性や性格があり、一人の人間としてそれぞれの性格や考え方を尊重すべき。自分のポリシーや考え方、方針などを家族に押し付けないようにしよう。

パターン6

妻や子供のちょっとした変化に気づかず自分のことばかり考えている。

自分のことだけを考えず、家族に意識を向けていれば妻や子供の小さな変化は気付けるはず。話す時も妻や子供の反応や変化を感じ取りながら会話するようにしよう。

パターン7

会社での考え方を家庭に持ち込み何でもロジカルに、家庭での問題を全て効率的に解決を図ろうとしてしまう

家庭では効率性やロジカルシンキングだけが解決策ではない。理屈と共感を分けて、解決まで時間がかかったとしても先ずは妻や子供の「感情」を受け止め共感することを優先してから、時間をかけて一緒に解決策を話し合う段取りを踏んでいこう。

パターン8

問題点や悪い部分だけついつい指摘してしまう

減点ではなく加点主義で良い部分を先にフォーカスするようにしよう。これは職場でのパターンとして紹介されていた事例ではあったが自分では妻や子供に悪い部分だけを細かく言っていたような気がする。悪い部分を見つけてしまったときは、言うべきことは言う必要はあるが、先に良い部分を見つけて伝えてから、こういうところも直したらもっと良いと思うとシンプルに添える程度にしよう。

会話が減ってきたり、マンネリを感じる時は、一緒に趣味の時間を共有するのも良いですね。

たまには奥さんの料理を手伝いながら会話を楽しんだり、代わりに料理を振る舞ってあげても良い時間が築けるかもしれません。

短期間で腕をあげたら驚かれるかもしれませんね。会話も弾むことでしょう。

職場で損をする話し方の反省

会社でも家庭とは違いいろいろな立場で同僚や部下と接しているが、まさに思い当たるシーンがあった。こう見られていたんだな。。

パターン1

前置きが長い

結論(用件)から話すようにしよう。

パターン2

言い訳から入る

会議での遅刻や仕事上でミスしたことを理由や言い訳から入ってしまうと相手にとって相当気分を害するはずだ。事実は1つなので先ず遅れたことに対する謝罪を先に済ませてから、理由は機会があれば述べるようにしよう。仕事ではどちらが悪いというのは重要ではない。問題の対策を講じる必要があるときは理由(原因)を究明する必要はあるが、理由は仕事ではよほどのことがない限り話す必要もないことと考えよう。

パターン3

あなたのためを思って」と説教する。

相手のことを思ってというのは一切いらないしただのおせっかい。大きなお世話である。自分はこう思う、そこが良くないと思う。という相手どうこうではなく、自分から見て、自分ならそれは良くないと思うという意見をシンプルに伝えるに止めれば良いこと。それ以上でも以下でもない。

パターン4

なるほどを連発する(特に上司の話を聞いているときに思い当たる、、、)。

なるほど。は一度で十分。繰り返すと、はい。はい。早く次に、という印象を与えがちである。確かに思い返すと、取引先や同僚、部下の話を聞いている際になるほどを連発しているときがあった。ただ深くうなずく。で相手にとっては十分こちらが聞いてることが伝わるはず。余計になるほどを連発しないようにしよう。

ここでは自分に当てはまると思った部分だけを抜粋して自分なりの解釈を交えて咀嚼しまとめたが、その他にも異性とのデートや飲み会での話し方にそって損をしてしまっているパターンやその解決法に関しても書かれており、50代だけでなく若い方にも参考になる本だと感じた。詳細は是非本を参考にして頂きたい。

キンドル版

今日少しでも、本から学んだことを家庭でも職場でも実践して、または損をしないように意識して言葉の1つ1つの発し方や話を聞く姿勢を注意するようにしたい。50歳からでも話し方は変えられるはずだと思う。そうすれば残りの人生もより豊かにできるのではないかと希望的観測を持った。

いろいろと調べてみるとこれらの人とのコミュニケーションや伝え方に関してのノウハウは本だけでなく、ウェブでの講座などもあるようである。プライベートでもビジネスでも課題に感じている人も多く、その分こういったソリューションは需要が高いのだと思う。

家族や特に年頃の子供とはうまくコミュニケーションを図り豊かな人生を送りたいものです。


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