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50代直前で給与大幅カットも私大と介護で火の車

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50代のキャリア形成(転職)
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そんなこんなで40代で転職した3社目のベンチャー企業でもオーバーエイジ枠ながら何とか数年間年収を少しづつ上げながら生き伸びてきたが、40代後半に差し掛かると少しづつではあるが居場所が限定的になってくる。

子供も高校、大学に進学を迎える頃。長男の私立大学の入学金を払込み一息ついていた矢先に事態は急変する。

発端はコロナだが、会社の業績は急激に悪化し、あれよあれよという間に赤字に転落。

前年は創業以来の最高益で特別賞与も支給されていたのに。まさに天国と地獄。

部長職以上は有無を言わせず給与一律10%カットとなり一気に120万円以上の年収減額が確定。

私大に通う長男の授業料や寮の家賃と仕送りで年間100万円、留学費用が100万円、、、、真ん中の子も大学受験を控え、塾代にお金が飛ぶように消えていくのが50代のリアルである。。

子供の成長の嬉しさ反面、夜は懐事情が頭から離れず不安で夜も眠れない日が続く毎日であった。

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50代には親の介護も突然に

ある日の夜、あまり連絡をとっていなかった妻の母方の親戚から電話があり、九州にいる妻のお義母さんが脳溢血で倒れ、緊急手術により一命はとりとめたものの高次脳機能障害が後遺症として残ることを告げられた。

更に1年後には老老介護を担っていた義父が過労から来る網膜剥離で入院することとなり、いよいよ介護が他人事ではなくなってきた。これがシニア世代では普通に起こり得る現実である。

50代ともなれば介護は日常茶飯事。心の準備はしていましたがいざ介護に直面すると人生経験豊富な50代サラリーマンでも初めてのことばかりで戸惑うことばかりした。

話には聞いていたが、介護には何かとお金がかかる。

月2回の関東から九州までの介護帰省費用がLCCで往復月10万円、手すりやトイレなど実家のリフォーム費用で50万円、デイサービス通所費用が月8万円、血圧を下げる薬代が二人分で月2万円。病院、買い物などのタクシー代。。と追い打ちをかけるように出費が嵩んでいった。

50代に差し掛かる頃には、数千万あった貯金も激減。

結局、当面は今の会社でサラリーマンを続けながらも、副業としてW(ダブル)ワークで補填する方法も思案することになったのだが、、、会社の就業規則を見てみると、、

右往左往した結果、会社に許可をもらい、就業時間外で副業を開始することができたものの、収入面ではダウンした給与分を全額補填するには程遠く、これでは生活が回らないということで転職活動に踏み切る決断をした。

51歳で3度目の転職活動である。最初は50歳の履歴書は書類通過もままならない状況に愕然としたが、ほんのすこし何かを変えたことでその風向きは大きく変わることとなった。

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